児童発達支援HiKaRi
未就学のお子様が、日常生活での基本的な動作を身に付けたり、集団生活に適応できるような訓練を行う場です。1歳から就学前までの特別なニーズを持つ子どもたちに、早期療育という支援をしています。
HiKaRiの特長と療育方針
個別療育・集団療育・養育者サポートの3つの柱を療育方針に、ニーズに合わせて親子通所と単独通所を選択する児童発達支援事業です。
- 個別療育(一人30分)
- 一人一人の発達に応じた教具に触れて繰り返し遊ぶことで理解力や集中力を育てます。個別にじっくり向き合うことで、課題を通じ聞く力や相手に伝える力を伸ばします。
- 集団療育
- 集団行動やお友達との関わりに苦手な部分をもつお子様に対し、集団参加を楽しみながら、順番を守ったり、交代したり、待ったりすることができるように見通しを持って活動できるようにしていきます。
- 養育者サポート
- 通所するお子様の保護者が集い、情報交換や育児の心配を相談しあう場を提供していきます。
HiKaRiのいちにち
午前 / こあらクラス(親子通所 )うさぎクラス( 単独通所)
9:00 | 来所、朝のしたく 自由遊び(集団療育) |
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9:30 | 片付け |
9:45 | 朝の会 |
10:00 | 個別療育 / 集団療育 |
11:30 | 昼食 |
12:30 | 帰りの会 |
13:00 | 退所 |
午後 / きりんクラス (単独通所)
14:00 | 個別療育 / 自由遊び 保護者と支援者で振り返り・帰りの会 |
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16:00 | 退所 |
- こあらクラス(親子通所)・・・
- 親子で通所しながら、お子さまの援助を一緒に行ないます。様々なプログラムに参加することで親子関係を築いていき、単独通所へと移行していきます。
- うさぎクラス(単独通所)・・・
- 親子関係が安定したお子さまが保護者から離れ身辺自立や集団活動の経験や練習をしていくクラス。
- きりんクラス(単独通所)・・・
- 3歳以上のお子さまで集団への参加に戸惑いがある子、うまく友達と関われない子、制作活動において理解や作業に難しさを感じる子が通うクラス。集団生活で必要とされる技能や社会生活を身に付けるための支援。
HiKaRiが大切にしていること
ひとりひとりのありのままを認めつつ、わかりやすい環境の中で「わかること」「できること」「やってみたいこと」を増やしていくための支援を心がけています。それぞれの子どもの苦手なことや得意なことを理解し寄り添いながら「自分らしく生きていく力」を育てる為に何が必要なのか、保護者様と共に考え共に育ちを見守りながら喜び合っていける支援者でありたいと思っています。
個別養育について
1.個別療育の目的
一人一人の発達に応じた教具に触れて繰り返し遊ぶことで理解力や集中力を育てます。個別にじっくり向き合うことで、課題を通じ聞く力や相手に伝える力を伸ばします。
2.乳児期の子どもの療育
※「わかること」「できること」を増やし自己肯定感を育てる
※個別療育の中で目に見える成長を母親に共感してもらい子育てへの意欲に繋げる
→個別療育に同席してもらい目に見える成長を身近に感じてもらい、子育てへの意欲に繋げてもらう。子どもの成長を母親と共に共感してもらい、母子の絆を深めてもらう。※できるようにすることが目的ではなく、本来子どもが持っている力を引き出すことが目的。
3.幼児期への子どもの療育
「文字」と「数の概念」への導入
「文字」 … マッチングによる「見る力」の養成・空間認知力を育てる
「数の概念」 … 人形遊び「1対1対応」・数唱と数の概念・日常の中での数
集団療育について
集団療育の目的
集団行動やお友達との関わりに苦手な部分を持つお子様に対し、集団参加を楽しみながら、順番を守ったり、交代したり、待ったりすることができるよう見通しを持って活動
できるようにしていきます。
※食事・排泄・着脱など自立に向け生活に必要な支援を行います。
※遊びを通して、感覚および運動機能の発達を促します。
※集団生活への適応する力を育てます。
決まった時間に「朝の会」を始めます。集団活動にスムーズに入り集中するためにはその前の自由遊びの時間も大切です。その中で玩具の取り合いや喧嘩などもあると思いますが、それもコミュニケーションの力を育てる大切な経験です。スタッフが間に入り、やり取りの方法や気持ちの切り替えの練習をしていきます。集団の中では、自分一人の思いのままに行動することはできません。最初は怒ったり泣いたりパニックになったりするかもしれません。でも、そうやって葛藤する中でたくさんのことを学んでいきます。悲しい気持ちや残念な気持ちに寄り添いつつ守るべき約束には妥協せず。みんなで育ちあえればいいなと思います。